誕生の物語
MASUKAMEは、日本の吉兆モチーフである枡(益=繁栄)と亀(長寿)を一体化した、完全受注生産の木彫オブジェです。枡の静かな立方体に、やわらかな手足と首の造形を重ね、古典と現代性を同居させたキャラクター彫刻として仕立てています。
制作哲学
「静寂の中に宿る、永続する美しさ」
時代を超えて愛され続ける、真の価値を持つオブジェを創造する
素材への想い
檜(ヒノキ)
日本古来より神聖視される檜。その細やかな木目とほのかな香りが、MASUKAMEに命を吹き込みます。
職人の技
一つひとつ手作業で彫り上げる匠の技術。機械では表現できない、温かみのある仕上がりを実現。
伝統の継承
古典的な枡と亀のモチーフに現代的な解釈を加え、新しい価値を創造しています。
制作の歩み
コンセプト
枡と亀の融合
繁栄と長寿という二つの願いを一つの形に込める発想が生まれました。
デザイン
形状の探求
立方体の枡に有機的な亀の要素を融合させる、最適なバランスを追求。
素材選択
檜への決定
香り、木目、耐久性すべてを兼ね備えた檜を選択。神聖な意味も重要な要素でした。
完成
MASUKAME誕生
約10cmの小さな佇まいに、深い意味と美しさを込めたMASUKAMEが完成しました。